つづき

このプロジェクトは30代の僕の芯となるべくやっていこうとしているものです。

20代の目標は十分とは言えませんが、一応の成功を収めたといえるところまできました。
小学生だったころから憧れた塾講師という職業に就き、自分の塾を持ちたい、そして全部の科目をみたい、という夢を抱いてここまできました。
色んな人に荒唐無稽な夢だと言われました。自分の意見を表明することで生意気だと言われました。
じゃあ自分でやってみればいい、無理だから、と何度も何度も言われました。
それでも、曖昧模糊とした知識に整理をつけて、新たな道を示してくれた、恩師の方たちの姿が僕の目からは離れませんでした。
生意気でなければ、夢を掲げなければ、そして何よりも、こうして色んなことを言われ続けて、それに反発していなければ、
ここまでこれませんでした。
何より授業に参加してくれた生徒たち。
心の弱い僕がここまで教壇に立つことができたのはみんなのおかげです。
そして、色んな方のご助力を得て、ここまでくることができました。
一人では、決してなしえなかっただろう理想をかなえることができました。
それは、もうまるで奇跡のように。


なかでも、受験科目全てを担当可能であること。
これはたとえ能力的に可能であったとしても、状況的に許されないだろう、と考えていたことでした。
複数科目を担当することからくる不安。
伝統的な力が強いこの業界では、そうした不安要素は排除されるべきです。
僕が経営者であったとしても、やはり無理だ、と判断したでしょう。
それを信頼して任せてくださった方々の勇気ある決断には敬意と感謝を最大限に表明したいと思います。
様々な方々の、様々な形でのご助力がなければ、無理でした。

そして、20代で自分の自由にできる環境をもつこと。
これも、資本的なこと、環境的なことを含めて難しいだろうと思っていたことです。
理想は描けども、実現は難しいだろうと半ばあきらめていたことでもありました。
しかし、実現しました。
夢は夢でも悪夢のように忙しいですが、夢は叶いました。
実務はかつかつで、回りきっているかと言われれば微妙なのですが、できる限りで人手を増やしたり、効率化をすることでこれからしっかりと対処していこうと思っています。
日々刺激を受け、楽しく、思うままに仕事ができる。
夢ならば、覚めないで
と、そう思えるほどの現実です。

そして、僕は29才になりました。
来し方を思うにはまだ早い、そう思う人もいるかもしれません。
そもそも僕は35才までを様々な夢の実現のリミットと考えていました。
その先のことは考えていなかったのです。
もし35才になったら粛々と現実を受け入れて、がんばろう、とだけ思っていました。

しかし、夢は叶ってしまいました。
思い描いた場所。思い描いた授業。
理想どおりとはいえないですが、想像はいつだって現実を飛び越えます。
極めて理想に近い形で、夢を現実にすることができました。


実現した夢は現実です。

30才を前にして、大きな夢なしで、このままを維持していくことが怖くなりました。
僕にはまだまだこれからもう1サイクルほどチャレンジする余白が残されました。

地盤をしっかりと固めていくこと。
これはもちろんやっていかなければいけないことです。
これまでの信頼とこれからの信頼のために。
これまでの感謝とこれからの感謝のために。


ただ、もっとやれることがある。
これからの感謝のために。
これからの信頼のために。
これからのために。

僕が夢の旗を振らなくては、いつまでも胸を張って生徒の前に立つことができません。
新しいもののために、前進していなくては。

休憩はおしまい。
補給は十分。

その手始めとして、僕が先人から得たものを、すべて整理しようと思います。
20代の僕が得たものを、新しい僕へのプレゼントにしたいと思います。
そして願わくば、新しい誰かへのプレゼントとなるように。

とにかく情報を共有していくこと、情報をはき出していくことをこの20代最後の仕事としたいと考えています。

とにかく人の役に立ちたい、自分の持っているものを共有したい、と思う人はぜひお声をかけてください。
なんらかの形でともに協力していけたら、と思います。

これはビジネスとしてではなく、ライフワークとして。
おおきなものではなく、小さな僕を構成してくれた全てのものに対して。
大仰に書きましたが、ようは仲の良い人たち、卒業生たち、声かけてくれよ!ということです。
人のために一肌脱いで、役に立つ場所を一緒につくろうよ、ということです。
そのための基盤をまずはこつこつ作ろうかと思っています。


それはきっといつの日か、大きなものに変わっていると僕は信じてやみません。
世界は、善意で構成されうる。
全てのものは全員で共有できる。
みんながみんなのために。
全員が全員のために、善意で前進をする。
Project ZEN


4年前のこのブログの記事の一節を、結びの言葉に代えて、
決意表明の夜を終えたいと思います。
もう一度、まっさらな白紙から。
広くて大きな海へ。
小さなことからこつこつと。


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人見知りだけど、うまくはしゃべれないけど。
それでも人が大好きです。
もっともっとたくさんの人と笑い合って、
楽しいことだけ、明るい方だけ向いていける、

そんな笑い声の絶えない周りの世界にしていきたいです。

そんなサラウンドのサラウンド。
ほんの少しの喜びを与えることができて、
ほんの少しの喜びを感じることができたら、
こんなに幸せなことはないと思うのです。

世界に絶望してしまう日もあるし、
この身を滅ぼしたくなる日もある。
生きててもしゃあないって思うし、
希望の欠片も見えない時もある。

それでも。

死んだらしゃああるのか?ってね。
幸せに胸が躍るような日もあるし、
このために生まれて来たんだって、
そんな風に思える日もきっと来る。


だから、どんなときでも、

a little bit of joy to the surrounds.

笑い声を。

周囲に喜びを。