死が何よりも恐ろしいのは、現在も変わりのない真実です。そう誰もが、盲信的に忌避するほどに。

10月28日。

森博嗣『彼女はひとりで歩くのか?』を読む。

 

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)

彼女は一人で歩くのか? Does She Walk Alone? (講談社タイガ)

 

 

10月29日。

野崎まど『バビロンⅠ ー女ー』を読む。

 

バビロン 1 ―女― (講談社タイガ)

バビロン 1 ―女― (講談社タイガ)

 

 

何もしないでいいということは素晴らしいもので、ただ本を読むことができるのは、何よりもの楽しみで、ましてやそれが極上の物語や至高の文学であるならば、幸せ以外の何者でもない。

夜間にかけてまた少し具合が悪くなる。左胸のあたりが、ざわざわして落ち着かなくなる。ほかのすべての情報がノイズになってしまうような、それはざわつきで、心臓から砂が混ざった血液が流れていくような、不安という不安が体を覆い尽くしてしまうような。我慢はできる。平常のように振る舞うことも不自然ながらもできているはずで。でもそれを続けていてはいけないのだ、ろう。不安を不安と受け止めて、発作を発作と受け止めて。

ざわざわした違和感は拭うことができずに、すべてのものをノイズに変える。なにがスイッチになるかもわからない。どのタイミングで押されるかもわからない。だからすべてのインプットをシャットダウンすることしかできない、と。こんな拷問を受け続けるくらいなら、と。逃げ出してしまいたい。

すべての音楽が文字が発話が人が、煩わしくて仕方がない。

来年はゆっくり休もう。心を許せる人とだけ。ゆっくりゆっくりと生活していこう。不特定多数を相手にするのなんか向いていないんだ。

たまたま2冊ともが、死とは何か、人間とは何か、という本だった。 

夜、少しだけ具合がよくなったので、青葉市子を聴く。

タバコを吸いたい。

 何かに依存しなければ生きていけないような、そんな人間だ。

よく出来ているもんで、お酒なんか飲めていたら、とっくにアルコール依存症になっているだろう、と思う。

タバコを吸いたい。

自分のことをまるごと許してくれる人といたい。

誰にも否定されたくない。

そうしてさえくれれば、僕は、スーパーマンにだってなれるのに。

なれるのに。