講演会

 先週は高松へ入試講演会に行ってきました。

色々なご縁で、お仕事をいただいて、いろんな場所で話をするんですが、最初のうちはなかなか慣れなかったけれど、最近ようやく納得いくような形になってきた。

さまざまなレベルの人がいて、初対面で話すだけだから、なかなか難しくて、最初は情報をしっかりと伝えるように思っていたのだけれど、たかだか1時間2時間で伝えられることはとても少ない。結局表面をさらうだけならあまり意味がないな、と思っていた。

そうではなくて、モチベーションを上げるような、この先の道筋を示して、よし頑張ろうと思えるような、そんな話をしてあげたい、と思うようになって、少しずつ変えながら話をするようになった。

これは平素の授業でもそうだけど、僕が大事にしているのはモチベーショニングだ。極論すれば教科内容は二の次でも構わない。世の中には素晴らしい参考書があふれている。(もちろんそれを越える内容を提供できるように努力をしているけれど)重要なのは、しっかりとやる気が湧くような授業ができるかどうかで、まだまだ精進しなければいけないけど、軸足はそこにある。

講演会に来てくれた子たちに、しっかりとやる気になって、よし勉強しよう、という気持ちになって帰ってもらえればうれしい。

今回はうまくいった気持ちでいる。

うまくいったかどうかは、参加者のみんなの目を見ればわかる。

開始時点と終了時点で目の輝きが違うんだ。

何十人という人たちの目が輝きに変わる風景は、この仕事をやっていて最高の風景で、僕にしか見えない役得だ。

長い人生のほんの1時間程度すれ違っただけだけれど、少しでも、前進するエネルギーになれればいいなとおもっている。

 

映像授業の仕事もそうだけれど、対面授業とは違う力が求められる。

不特定多数の人に画面越しにも伝わるような。

そんな言葉を。

 

伝わる言葉を、力強い言葉を、

一瞬で人を変えてしまうような言葉を、

研ぎ澄ませていければと思っている。

 

小説ならできる、映画ならできる、音楽ならできる。

それならば、教育にだってできるはずだ。